落ち着いたから言えること、とはいえ

義母が入院をした。
婦人科の手術をしたらしい。
こんなことを言ってはなんだけれど
義母は普段からすぐに
「痛いっ、痛たたっ、痛い痛い痛いーっっっ」
と、どう考えてもあり得ないってことでも大騒ぎするから
本当に申し訳ないんだけれど
今ベッドで「痛い」と言っているのを見ても
どこまで信じていいものかと疑ってしまう。
婦人科の病気だから義父や夫はただただ信じているけれど。
少なくても帝王切開後のぼろぼろの私を至近距離でじろじろ見て
「麻酔効いてたんやろ?痛いのわからへんかったんちゃうん?」
「あーお腹すいたー。はよご飯食べにいこー」
と夫を連れ出したこと、私は忘れてなくてよ。
今日、点滴が変わった途端
「心臓がドキドキする。おかしい、先生呼んでー」と大騒ぎしたときも
看護士さんに「心拍数上がってませんよ」と切られ
「腕が痛いんです、ここが、ああっ」と言ったときなんか
またまた看護士さんに
「入院前から痛かったんでしょ?点滴関係ないです」と切られ
「まあそうですけど」といけしゃあしゃあと答えてる彼女を見て
なんともまあ、とこれからのことを考えてため息が出るのです。